はじめに
「気づいたらポジションが勝手に決済されていた…」
それ、ロスカットかもしれません。
DMM FXには「ロスカット」という仕組みがあり、証拠金維持率が一定以下になると強制的に決済されます。
この記事では、DMM FXのロスカットのルールや証拠金維持率の計算方法、ロスカットを防ぐための対策を初心者向けにわかりやすく解説します。
ロスカットとは?初心者でもわかる基本のしくみ
ロスカットとは、一定の損失を出した時点で自動的にポジションを決済する仕組み。
証拠金が尽きる前に自動でストップがかかることで、大きな損失を防ぎます。
DMM FXのロスカットルール
- 証拠金維持率が50%未満になると、ロスカットが発動
- 保有している全ポジションが強制決済される
- ロスカットは1日に何度でも発動する可能性がある
証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率(%)= 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
✅ 用語の意味
- 有効証拠金:現在の資産(口座残高+評価損益)
- 必要証拠金:ポジションを維持するために必要な資金
例:
有効証拠金:50,000円
必要証拠金:100,000円
→ 維持率 = 50,000 ÷ 100,000 × 100 = 50%(ギリギリ!)
ロスカットが起きるとどうなる?
- 保有中のポジションがすべて自動で決済される
- 相場が急変すると、口座残高がマイナスになることも!
- 【重要】損失を確定させてしまうため、事前の対策が必要
ロスカットを防ぐための3つの対策
- ✅ 証拠金を多めに入れておく(余裕を持った資金管理)
- ✅ 損切り設定を活用する(ストップロスで早めに撤退)
- ✅ ポジションサイズを調整する(レバレッジを下げる)
よくある勘違いと注意点
❌「まだ維持率50%あるから大丈夫」
→ 相場は一瞬で変動します。ギリギリは危険!❌「ロスカットがあるから安心」
→ 逆に強制決済されて大きく損することもあります。
まとめ|DMM FXでロスカットを理解し、安全な取引を!
- ✅ ロスカットは証拠金維持率50%未満で発動
- ✅ 維持率は「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」で計算
- ✅ 損切り・資金管理でロスカットは防げる!